株式投資用語(ら行)
「London InterBank Offered Rate」の略で、ロンドン銀行間取引金利のことです。
ロンドンの銀行間でお金を貸し借りするときに使う金利です。金融は基準となる金利がないと成り立たないといわれていますが、世界の金利の基準となっているのが、LIBORです。
当然、欧米を中心とした住宅ローンなどの基準になっています。
イギリス銀行協会が1986年から公表しています。
銀行協会が決めた十数の銀行の申告から、申告された上位25%と下位25%を除き、真ん中の50%の平均をとった数字がLIBORとなります。
LIBORは色々な取引に組み込まれており、数京円とも言われる巨大な規模での影響があるといわれています。
リーマン問題の際、イギリスに出る悪影響を出来るだけ排除しようと、銀行が不正に低い金利を申告し、金利を低く抑え利益を得たということで2012年に問題となりました。
REITは「Real Estate Investment Trust」の略で「リート」と発します。
不動産投資信託のことです。
信用取引で買って利益が出て売る場合、及び信用取引で売って利益が出てから買う場合をいいます。
前者を「利食い売り」、後者を「利食い買い」といいます。
リスクオフは資金がリスク資産から回収されることをいいます。
具体的には、主に株式などが売られ安全資産である国債が買われることになります。
株価の下がりやすい相場となります。
リスクオンは資金がリスク資産に向けられることをいいます。
危険を顧みず利益を得る流れになるのでお金が株式などに向かい株価の上がりやすい
相場となります。
特に投資でリバンウンドという場合、株価が下落後に底値で反発することをいいます。
「ratio」で「比率」という意味です。PERの略語として使用されたり、騰落レシオなどと使います。
レパトリ(Repatriation)とは、海外へ投資していた資金を自国に戻すことをいいます。
日本では3月などの決算月になると外貨を円に交換すること多いため円高になり易いと言われています。
企業集団全体のお金の流れのことです。
連結キャッシュフロー計算書を見れば把握できます。
新規上場前に、一定期間株式市場などで自社株を売却できないような出資者(主に大株主)に対する条件のことです。
「鍵を掛ける」という意味です。